「freee会社設立」の概要や設立の流れ、なぜ無料なのかを解説します
freee会社設立の概要や開設の流れ、なぜ無料なのかについて解説します。
同じ会社のサービスである、freee開業やfreee会計を知っている方も多いのではないでしょうか?
freee会社設立がなぜ無料なのかというのは同じ会社というところに答えがあります。
本記事では、freee会社設立がなぜ無料なのかに加えて、概要や設立の流れも解説しますので、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
概要
freee会社設立は「freee株式会社」というfreee開業やfreee会計と同じ会社が運営しています。
会社設立の書類作成などの労力を抑えられることで、これまで30,000件以上の実績があります。
具体的には、手順に沿って必要な情報を入力していきます。
freee会社設立では定款や設立登記申請書が作成でき、さらに法人印鑑まで注文ができます。
設立できる会社は株式会社だけでなく、合同会社や個人事業主など幅広く対応が可能です。
Web版またはiOSのみインストール可能です。
なぜ無料?
freee会社設立は設立手数料が無料です。
理由は、freee会計やfreee開業などから見込み客を得る目的として無料で提供できていると考えられます。
本来、登記の手続きは司法書士に手数料を払いますが、この手数料はfreee会社設立が負担してくれます。
Web版との違い
freee会社設立はWeb版とApp Storeのアプリ版があり、違いは主に2つあります。
ちなみにGoogle Playストアのアプリは無いようです。
違いは
■公告の方法が「官報」しか選べない
■会社印の購入ができない
記に問題が無いか確認しておきましょう。
有料部分
freee会社設立は手数料は無料ですが、その他の手続きなどは別途費用が掛かります。
主な費用については以下をご覧ください。
作業名 | 金額 |
定款準備 | 5,000円 |
行政手続き費用 | 182,000円 |
設立手数料 | 0円 |
合計 | 187,000円 |
定款準備の費用はfreee会計(アプリ版)を年間契約することで無料になります。
行政手続き費用は必ず掛かりますが、それ以外の金額は自分で作成する場合や専門家に依頼する場合より35,000円も安くなります。
freee会社設立で出来ること
freee会社設立で出来ることをまとめました。
また、こちらの公式サイトから設立後の必要書類などを細かく確認することができます。
出力できる書類一覧
■公証役場に提出する書類 ※株式会社の場合
定款
※本人確認書類、印鑑証明書はご用意ください■法務局に提出する書類
登記申請書
登録免許税納付用台紙
就任承諾書
発起人決議書※合同会社の場合は「代表社員、本店所在地及び資本金決定書」
払込を証する書面
OCR用紙
印鑑(改印)届出書
登記事項証明書交付申請書
印鑑カード交付申請書
印鑑証明書交付申請書
新設法人向け紹介プログラム
新設法人向け紹介プログラムは税理士や会計士、社会保険労務士を紹介してくれるサービスです。
5,000件を超える事業所が探せます。
公式サイト内の「かんたん税理士検索」では全国の税理士を業種や依頼内容別で検索できます。
設立の流れ
会社設立の流れを紹介します。
- 基本事項決めや印鑑の作成
会社名や資本金の額などを入力していきます。
法人実印と印鑑証明書など必要書類を用意しておくとスムーズです。 - 定款の作成と認証
定款の作成と公的役場での認証を行います。
合同会社は必要ありません。 - 資本金の入金・登記用書類の提出
定款認証後に資本金の入金を行います。
また、登記に必要な書類を法務局に提出する必要があります。
提出から1週間ほどで登記が完了するようです。 - 設立登記完了の届け出や銀行口座の開設
登記完了後、法人設立届出書などを関係省庁に提出します。
また、法人の銀行口座の作成も行いましょう。
細かい流れやサポートはこちらの公式サイトをご覧ください。
【まとめ】free会社設立は安く済みます
今回は「free会社設立」について紹介しました。
自分で行うよりも安く簡単に、別途費用は掛かるものの税理士などの専門家に相談できるのも良いですよね!
free会社設立は会社設立完了までに1〜2週間ほど時間が掛かるため、金額を重視する場合はメリットがあるといえます。
定款準備費用の5,000円は前述した通り、freee会計の年間契約で無料になります。
freee会計は簿記や経理の知識がなくても使える会計ソフトであり優秀なため、同時契約を検討してみてはいかがでしょうか?
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